青野:料理・仕出しと山形の地酒
プライバシーポリシー サイトマップ お問合せ
0120-420-316

HOME > 長瀞便り > 想画


■長瀞小の児童「想画」 〜昔のくらし こんなだよ〜


 想画とは、児童が日常生活の様々な場面を思い起こして描いた生活画のこと。昭和初期から戦前ごろまで、学校の図画教育の中で農村生活などを主題に描かれた。
 長瀞小学校でも、昭和初期に図工主任だった故佐藤文利教諭らが熱心に指導したという。 当時、同校のほか島根県の馬木小、三重県の早修小の想画作品が有名だった。長瀞小学校では、佐藤氏の教え子の故井上庫太郎教諭らの尽力により、学校に大切に保存されてきた。写 生画、図案、製図などを含め、合わせて925点が現存し、同市の有形文化財に指定されている。保存数では国内で最も多く、作品の質も高い。
 作品には、描かれた年月、描いた人の氏名、題名などが記されている。遺骨も写 真も残っていない戦死者の遺族が、数年前の展示会で戦死者の作品を発見し、仏壇に供えるために写 しを持ち帰ったこともあったという。
 同校の卒業生で、作品の保存に尽力してきた長瀞小学校想画を語る会の寒河江文雄さん(65)は、「時代を語る歴史の証言そのものの想画作品を、長瀞の宝として21世紀に伝えたい」と話す。 問い合わせは長瀞公民館(0237-42-0301)まで。

平成12年8月11日 朝日新聞より抜粋